「めだか」って何ていう?

長いゴールデンウィークも終わり、日常が戻ってきたころではないでしょうか。

梅雨に入るまでのあと少し、この気持ちのよい気候を満喫したいですね♪♪

ところで、昨日のレッスンで、「メダカ」の話が出てきたのですが、メダカは英語では”Japanese killifish”と言います。 

でも、”kill”って「殺す」って動詞だけど、なんでメダカの名前に”kill”がつくのだろう?と考えちゃいますよね。

この場合、”kill”は「水路、小川、川」といった意味の名詞です。

主に地名の一部に使われるそうなので、日常会話では”kill”をこの意味ではあまり使わないようですが。。。

ちなみに、日本でいう「メダカ」というのは、上記 “killifish” 以外にも、”medaka ricefish” や、そのまま、”medaka” でもい大丈夫です。

ただ、あまり魚に詳しくない人には伝わらないかもしれないので、「とても小さな魚で、日本の田舎にある小さな川に住んでいます。」

と言う説明をしてあげるのも良い方法かもしれません。

たとえば、こんなふうに簡単な英語で表現できます(^-^)

They are very small fish. 

And they live in small rivers in Japanese countryside.

(※ スペルミスのご指摘ありかどうございます。)

「英語が上達しない・・・」、という悩みをお持ちの方の中には、言いたい日本語の「単語」をそのまま「英単語」にしようとしてしまい、英単語が分からないから話せない・・・・、と考える方が多くおられます。

でも、日本語には、英語に存在しない言葉が多くあります。たとえば、「神輿」「御朱印」などを表す英単語はありません。

なぜならば言語というのは文化、宗教、地理や風土など様々なものの影響を受けて出来上がってきているからです。

英語圏の文化、宗教、地理、風土は日本のそれらと大きく違います。

なので日本人の生活の中で必要とされ作られた「ことば」も、英語圏の人々の生活の中では必要ではなく存在しない言葉があるわけです。

なので、すべての日本語に英語の対訳があると考えるのではなく、伝わりにくそうなものは、それがどのようなものなのかを英語で説明するとよりコミュニケーションがスムーズにいきます。

たとえば、日本は地理的条件上、雨が多い国です。

なので「霧雨」「細雨」「通り雨」「にわか雨」など雨に関する単語が非常に多くあるといわれています。

そして、そのような単語はすべて英単語として存在するわけではありません。

なぜならば日本ほど雨が多くない英語圏では、「雨」に関する言葉は多く必要ではなかったからです。

では、「霧雨」を英語にしたかったらどうすればよいのか?

まず、「霧雨」とはどういうものかを想像してみてください。

雨粒が大きくなく、霧のように細かい雨が降っている様子ではないでしょうか?

英語では ”The rain like misty” (ミストのような雨) と表現することができます。

「にわか雨」はどうでしょうか?「一時的に降る雨」「突然ふる雨」などという意味があるので、”shower”と表現することができます。

シャワーみたいにザーッとふる雨のことです。

また、次のようにも説明できます。

“It starts raining suddenly and stops just after a while.”

(突然降り始めて、しばらくしたら止む)

日本語でも何かの名前を度忘れしてしまったとき時、そのものの特徴などを一生懸命説明しますよね。

英語もそれと同じです。

英語での単語をしらないときは、「こんな色のこんな触感のもの」「こんなときに使うもの」など、

どんなものか説明するというのもコミュニケーション力アップの1つの方法です。(^-^)