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今年ももう10月です。時が過ぎるのはとても早いですね。
そこで、今日は「時が過ぎるのは早い!」という表現について。('ω')
この表現、会話でもよく使われるかと思いますが、
英語では、これを "Time flies" と表現します。
直訳すると、「時 (time) が飛ぶ (fly)」になります。
動詞のflyは三人称単数の-sがついて、fliesに変化しています。
「時が飛ぶように過ぎ去っていく」という感じですね。
ところで、日本人がよく耳にする「過ぎる」という単語は、"pass"ではないでしょうか?
実はこの"pass"を使って、この「時が過ぎるのは早い」を表現することもできます。
その場合は、
"Time passes so fast."
"Time passes so quickly."
という具合に、"so fast" や"so quickly" などの「とても早く」という言葉を付けて表現します。
というのも、"pass"それだけでは、「過ぎる」という意味しか持たないからです。
その点、"fly" になると、「飛び去る」という意味が含まれてくるので、
"Time flies." だけで、「時が過ぎるのは早い」という意味になるわけですね。
英語で会話をする難しさの1つは、日本語と英語の表現の仕方の違いにあります。
その表現の仕方の違いを少しづつマスターすることによって、
英会話力は格段に伸ばすことができます。
そして、それら表現の違いは、その言語が発達した文化や歴史にも大きく影響されています。
この点において、言語を勉強するということは、"その言語を発話する練習をする" という事だけではなく、
その言語の文化背景や歴史までをも勉強することにつながっていきます。
そういったつながりを知ることも、言語学習の醍醐味といえるでしょうね。
言語と文化の関係、私が好きな学問分野の1つです。(^-^)